初めてのWordPressインストール,データベース名とアドレス変更の注意

無料ブログ/CMSで有名な『WordPress』。このサイトもWordPressで制作されています。導入はそれほど難しい作業ではありませんがPHPで構築されているので少しややこしい部分もあります。なるべく簡単でわかりやすいインストールの方法を紹介したいと思います。

レンタルサーバによっては自動インストールを準備されているところもありますが、その場合はデータベースのテーブル名を自由につけられない場合もあるので自分でインストールできるようになることをお勧めします。

CMSについてはこちらのサイトで詳しく説明されています。
CMSとは【Contents Management System】|IT用語辞典

WordPress導入前に確認すること

MySQLが使用できるか

導入するためにはMySQLがサーバにインストールされていることが必須。レンタルサーバによって専用のMySQLを作成できる場合とできない場合がある。

レンタルサーバーで使えるMySQLの仕様例

エックスサーバー:プランX10の場合 30個(ID+自由な名前)
ロリポップ!:1個(MySQLは準備されたものだけ)

PHPのバージョン

WordPressのバージョンによって使用できるPHPのバージョンも異なる。レンタルサーバにインストールされているPHPのバージョンを確認。

WordPress導入前に準備する資料

  • MySQLのデータベース名
  • MySQLのデータベースのユーザー名
  • MySQLのデータベースのパスワード
  • MySQLのホスト名

ファイルをサーバにアップロードする準備

まずはダウンロード

WordPressダウンロード

WordPress 日本語ローカルサイトへ行きファイルをダウンロードする。現時点での最新ファイルはWordPress3.2(2011.7.20)。PHPバージョン 5.2.4 以上でないと動作しない。使用しているサーバで運用できない場合は古いバージョンを使用。

過去のファイルはこちら

解凍した後にまずやること

まずはアップロードする前にデータベースの設定などを行う。アップロード後にconfigの設定をブラウザで設定することができるが非推奨となっている。

  1. ダウンロードファイルを解凍。
  2. wordpress/wp-config-sample.phpを複製してファイル名を『wp-config.php』に変更。
  3. wp-config.php文字コード『UTF-8N』で編集できるテキストエディタ(TeraPad等のWebエディタ)で開き、MySQLの必要項目に記述。

MySQLの設定項目

『wp-config.php』の24行目あたり。

  • MySQLのデータベース名
  • MySQLのデータベースのユーザー名
  • MySQLのデータベースのパスワード
  • MySQLのホスト名

MySQLの記入例

/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'ここにデータベース名');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'ここにユーザー名');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'ここにパスワード');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');

MySQLのデータベース名について

ひとつのMySQLで複数のサイトを運営したい場合は変更。変更しなくても運営できるが、投稿記事などが同じため後々修正がこんなになるため変更を推奨。

データベース名

『wp-config.php』の70行目あたり。

デフォルトはwp_であり、作られるテーブルの頭文字に当てられる。
例:wp_posts
カスタム例:webpad_posts

/**
 * WordPress データベーステーブルの接頭辞
 *
 * それぞれにユニーク (一意) な接頭辞を与えることで一つのデータベースに複数の WordPress を
 * インストールすることができます。半角英数字と下線のみを使用してください。
 */
$table_prefix  = '***_';

ファイルのアップロード

アップロード先を決める

サーバのルートディレクトリ(トップフォルダ)に全ファイルをアップロードする、もしくは『wp』などの下層フォルダを作成しファイルをアップロードする。お勧めは後者の下層フォルダにインストールする方法。

ルートディレクトリにアップロードした場合

特に設定をしなくてもそのままのサイトアドレスが使える。そのかわりWordPressだけで30ファイル程あるため整理が困難。
サイトアドレス例:http://webpad.felicyle.com/

下層フォルダ(/wpなど)にアップロードした場合

アドレスに/wp等の下層フォルダ名が入る。しかし設定で消すことが可能。設定方法は下記に記述。
サイトアドレス例:http://webpad.felicyle.com/wp/index.php/

インストール初期設定

WordPressへようこそ

WordPressのファイルをアップロード後、『install.php』をブラウザで開きサイトの各設定を行う。
下層フォルダにアップロードしている場合はhttp://example.com/下層フォルダ名/wp-admin/install.phpにアクセス。

インストール画面と設定項目

ファイルにアクセスすると下記項目が現れる。

WordPressインストール画面
サイトのタイトル
そのままサイトの名前を入力。
ユーザー名
管理画面へ入るためのID名。後で変更/追加可能。
パスワード
そのままパスワードを入力。
メールアドレス
管理用のメールアドレスを入力。インストールが成功するとメールが送られてくる。
検索エンジンチェック
チェックを外す。チェックしている場合、自動的にgoogleに登録される。

必要事項を記入した後に『WordPressをインストール』をクリックし、次へ進む。

インストール終了画面

WordPressインストール成功

画像のようなインストール終了画面が表示され、登録したメールアドレスに成功報告のメールが1通届いていればインストール終了となる。

『ログイン』をクリックすると管理画面へ入るためのログイン画面に移動する。そこに先ほど登録した『ユーザー名』と『パスワード』を入力して管理画面へ入る。

ログインアドレス|忘れた人用

もしログイン画面のアドレスを間違えた場合以下のアドレスで移動できる。

ログイン画面のアドレス|『/wp』は環境に応じて修正/削除

http://ドメイン名/wp/wp-login.php
http://ドメイン名/wp/wp-admin.php

インストールの終了

WordPressデフォルトテーマ

これでインストールの終了です。ためしにトップナビゲーション左にあるサイトのタイトルをクリックしてみてください。上記にある画像と同じデザインだと思います。

このようなサイトのデザインをWordPressでは『テーマ』と呼び、自分でデザインをすることもできますし無数にある無料テンプレートを使用してカスタマイズすることもできます。
ページデザインは全てXHTMLとWPテンプレートタグ(WordPressの専用コード)で記述することで制作することができます。

ここまでくればもう記事を投稿することができます。ですがこのままだとURLアドレスがhttp://○○○.●●●/wp/とお尻に『wp』がついてしまいます。

最後にこの下層ディレクトリ名の『wp』を消す方法を紹介して終わりです。

WordPressを入れたディレクトリとは別のURLを表示

    順序の箇条書き

  1. WordPressの管理画面でサイトのアドレス(URL)を変更
  2. ルートディレクトリにindex.phpを作る
  3. ルートディレクトリに.htaccessを作る

管理画面>設定の修正

  1. 管理画面>設定>一般
  2. 『サイトのアドレス (URL)』のwpを消す。
  3. 変更を保存

これでWordPress側のURLはhttp://●●●.com/と判断してくれる。

index.phpのファイルを新たに作る

WordPress index.phpサンプル

WordPress側の設定が終わってもルートディレクトリ(トップフォルダ)にindex.phpが無いためサイトは表示されない。/wpにあるindex.phpを複製してルートディレクトリに保存。そして複製したindex.phpを以下のソースを修正。

修正前

/** Loads the WordPress Environment and Template */
require('./wp-blog-header.php');

修正後|WordPressが入れられているサブディレクトリ名を追加

/** Loads the WordPress Environment and Template */
require('./wp/wp-blog-header.php');

これでサブディレクトリをURLに含めずにサイトにアクセスできるようになる。

しかしログイン画面はhttp://●●●/wp/wp-loginのままなので注意。

.htaccessをルートディレクトリに作成

空の.htaccessをルートディレクトリに作成。こちらは自動的に書き込んでくれる。

以上でWordPressのインストールとURL変更の終了です。
正直めんどくさいと思うかもしれませんが後々になって変更しようと思うと骨が折れるので初めに設定しておいたほうが良いかと思います。

その他にもパーマリンクの設定や初めに入れるべきプラグインなど色々ありますが、今回は終了です。『簡単に』と言ったものの長くなってしまいました。お疲れ様です。