ITプロジェクトの失敗はマネージャに起因している。IDCの調査

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調査は2012年にニュージーランドで行われたもの。レポートのタイトルは「Project Failure is all about Business Perceptions」(プロジェクトの失敗はすべてビジネス認識にある)。調査では、ITマネージャとそれ以外のマネージャのあいだでITプロジェクトに対する認識の差が広がっていることを指摘しています。そしてこのマネージャ同士の認識の差が、プロジェクトの成功率に影響を与えているとのこと。

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6つのポイント

Inadequate project prioritisation and selection processes.
不適切なプロジェクトの優先度付けとプロセスの選択

プロジェクトの予算獲得のために、ITマネージャは確実な納期を示すことがある。しかしこの融通さのなさが、要求と実装の乖離をしばしば引き起こす。

Changing scope during the project.
プロジェクトの途中でスコープを変更する

短期間でのスコープの変更は、たとえ小さなものであってもプロジェクトの進行に対して大きな影響を与える

A lack of transparency beyond the IT management level.
ITマネジメントを超えたレベルでの透明性の不足

ノンITマネジメント層に対してITプロジェクトが説明不足である場合、プロジェクト遂行の妨げになる可能性がある。プロジェクトマネージャはしばしば、コミュニケーション不足に対するリスクを見くびっている。

Insufficient executive involvement in IT project governance.
ITプロジェクトのガバナンスに上級管理職を巻き込めていない

プロジェクトの成功には、上級管理職の巻き込みと支援が不可欠だ。もしも自身のビジネスに関係のあるプロジェクトから阻害されていると上級管理職が感じていたとすれば、それがプロジェクトの成功の阻害要因となるだろう。

Vagueness of the businesses’ expected needs or project outcomes.
ビジネス要件やプロジェクトの成果物があいまいである

調査では、6割のビジネスマネージャがプロジェクトが自分のビジネスにどう影響するのか十分に協議していないという。これはプロジェクトの成功要因の不足につながる。

No formalised mechanism for capturing and analysing end-user satisfaction with IT service delivery.
ITサービスの提供によってユーザーの満足度をどう調査分析するのかという仕組みが用意されていない