Firefox5がリリース!その変更点とは。そして今後のバージョンアップ|ブラウザ

Firefox3から4にアップデートされたのが今年の3月22日。アドオンの関係やリリースしたばかりだと不具合が発生することもあるのでアップデートを控えていました。5月半ばになり、そろそろ頃合かなと思いアップデートすることに。

そのアップデートから約1週間後の今月21日に行われたFirefox5へのアップデート。まさかこれほど頻繁に行うとは思っていなかったので驚きました。気になる変更点を簡単にまとめてみました。

Firefox5でアップデートされた変更点

Firefox5 リリースノートより引用。

  • CSS アニメーション に対応しました。
  • Do Not Track ヘッダ送信の設定を見つけやすいところへ移動しました。
  • パフォーマンス向上のため、HTTP アイドル接続方式の調整を行いました。
  • Canvas、JavaScript、メモリ、ネットワーキングのパフォーマンスを強化しました。
  • HTML5、XHR、MathML、SMIL、Canvas といった Web 標準への対応を強化しました。
  • 一部の言語でスペルチェックの精度を強化しました。
  • Linux デスクトップ環境との統合を強化しました。
  • WebGL コンテンツが クロスドメインテクスチャを読み込めなくなりました。
  • バックグラウンドのタブで設定されている setTimeout と setInterval のタイマー間隔が、パフォーマンス向上のため 1000ms に固定されました。
  • いくつかの安定性に関わる問題を修正しました。
  • いくつかのセキュリティ問題 を修正しました。

正直な話、大きな変更点はありません。強化されたものが多く開発側の人間には影響は大きいかもしれませんが一般人にはどうでも良い話ですね。サービス強化にともなうユーザーへの間接的な恩恵はあるでしょうが。処理能力が上がっていたとしても何も体感はできていません。

今後のFirefoxのアップデート予定

今後6週間ごとにメジャーアップデートを行っていくようです。年内中に9へと到達するとのこと。今後のアップデートは短いスパンで繰り返していくようです。個人的には各ナンバリングに愛着が薄れるので賛成はできないのですが・・・。

ボクの感想

個人的な感覚なのですがFirefoxはIEと同様にバージョンが変われば別物のソフトになったような気がして、わくわくと落胆がありイベントとして楽しんできました。今後はFirefoxもGoogle Chromeのように自動更新によっていつの間にか更新されており、バージョンのことなんて気にすることもなくなってしまうのでしょうか。

新しいことがどんどん試せていけることは嬉しいですね。しかしIE様が足を引っ張っているのが悔やまれます。ユーザーからすると情報だけ見れれば良いでしょうからWEBページの発展はそれほど重要ではないかもしれませんが・・・。

5へアップデートの開発者向け変更点

気になった部分をチョイスして引用いたします。
詳しい内容はこちら

HTML

  • すべての HTML 要素が accessKey 属性を持つようになりました。また、 blur() , click() , focus() メソッドもすべての要素に定義されました。これらの属性やメソッドは HTMLElement に定義されています。
  • HTML5 仕様への準拠により、文字エンコーディング UTF-7 と UTF-32 のサポートが削除されました。
  • Quirks モードにおいて、空の
    がマッチされず、空でない
    にスキップしてしまう問題が修正されました。
  • Android 版 Firefox mobile が @font-face で WOFF を利用できるようになりました。
  • セキュリティ対策により、WebGL で もとのドメイン外からのテクスチャが読み込まれなくなりました。将来的に HTTP access control のサポートが行われ、セキュリティを確保したかたちでクロステクスチャが実現できるでしょう。

CSS

  • CSS Animations がサポートされました。-moz- 接頭辞をつければ利用可能です。

JavaScript

  • 正規表現を関数のように呼び出せなくなりました。この変更は WebKit チームと互換性の確保について話し合った結果行われたものです。( WebKit bug 28285 をお読みください。この機能は長いこと存在していたものの、少なくとも MDC ではドキュメント化されていませんでした。)
  • Function.prototype.isGenerator() メソッドがサポートされました。個のメソッドによってある関数が generator であるかを調べられます。

HTTP

  • Firefox は “Keep-Alive” HTTP ヘッダを送信しないようになります。私たちはこのヘッダを正しく整形していませんでした。また、 Connection: や Proxy-Connection: ヘッダに “keep-alive” を指定していたため重複しており、意味がなかったのです。
  • HTTP のトランザクションモデルを変更し、持続的接続プール内の接続を再利用するというより高度なものになりました。Necko はプールを FIFO と扱うのではなく、プール内の接続を congestion window (CWND) の大きい順に並べ替えます。Window のサイズ拡大を避けることで、多くのケースで HTTP トランザクションの確認応答時間 (RTT) を減少させることができるでしょう。
  • Firefox は Content-Disposition HTTP レスポンスヘッダについて、filename, filename* パラメタがどちらも与えられている場合にそれらをより効果的に処理するようになりました。これは filename が先に与えられている場合でも  filename* をまず調べすべての名前を読み取ることで実現しています。これまでは最初にマッチしたパラメタが使われており、後により適切な名前が与えられていた場合でもそれが使われなかったのです。

アドオン開発者向け

  • すでに開発済みのアドオンをFirefox 5向けにアップデートを行う方法についてはFirefox 5へのアドオンのアップデート方法をご覧ください。

    注意:Firefox 5は他のメジャーリリース版のFirefoxと同様に、再コンパイルされたバイナリコンポーネントが必要となります。詳しくはバイナリインターフェースをご覧ください。

まとめ

今後のFirefoxは意欲的にメジャーアップデートを行っていくということ。まだまだHTML5などは次世代技術だといえると思います。それに柔軟に対応していくということでしょうか。このように初めからOSに組み込まれているIEとは違ってオープンブラウザーが活発化することは良いことだと思います。シェアも上がってきたことですし、ぜひIEを焦らせてほしいものです。
ただ開発者の方々は大変になるとは思います(笑)